適度な運動が美容にも健康にも大きなプラスになる理由

こんにちは、医師の西嶌暁生です。

人生100年時代と呼ばれる社会の中で、「笑顔で自分らしく、活き活きと自立して生きる」ために不可欠な「健康」。時間・労力・コストをかけることなく、在宅でも手軽に始められる「健康・美容増進のコツ」を毎週金曜日にお伝えします。

本日は、美容、そして健康寿命を延ばすための大切な要素となる「適度な運動」をテーマにお伝えします。

なぜ適度な運動が美容にも健康にも大きなプラスになるのか

日常的に行う運動が美容にも健康にも大きなプラスであることは、科学的にもはっきりしています。

動脈硬化がもとで起こる病気や生活習慣病、認知症、がんなどのリスクを下げ、便秘の解消、睡眠障害やうつの改善をするなど、医学的に認められている効果がたくさんあります。

といって、いきなりハードな筋トレを始めろと言うつもりはありませんので、安心してください。

いきすぎた運動は、おすすめしません

激しい運動をしすぎると、活性酸素が発生してしまいます。

私たちが呼吸で取り入れた酸素の一部は、外部からの刺激を受けて活性酸素に変化しますが、過剰な活性酸素は、がんや心血管疾患、生活習慣病などさまざまな病気の原因となるのです。

また、肌細胞を攻撃し、肌の老化を加速させることにもつながります。

いきすぎた運動は、ストレス、紫外線や放射線、汚れた空気、喫煙習慣などと同様、活性酸素をつくり出す刺激になりますから、1回のトレーニングは1時間以内に収めてください。

適度な運動とは

適度な運動とは、適度な有酸素運動のこと。過剰な活性酸素をつくり出さず、体にダメージを与えず、それでいて呼吸循環器系の機能をアップさせることができます。

とはいえ「よし、じゃあ週3回はジョギングするぞ」などと意気込むのは挫折のもとです。

忙しい毎日を送る上にプラス、わざわざ時間を割いてとなると、ハードルが高くなってしまいます。

何度も言いますが、今の生活をいきなり大幅に変えるのは負担が大きく、長続きもしません。今ある生活習慣に少しプラスしてできるくらいのことから始めましょう。

有酸素運動の代表格といえばウォーキングですよね。

この場合「通勤中にエレベーターやエスカレーターを使わずに階段を上る」「仕事帰りにひと駅手前で降りて歩く」など、日常生活に組み込むのがおすすめです。

私は通勤中は駅の階段を使うようにしていますが、朝の混雑する時間帯などは、エスカレーターを使うより早く移動できるくらいです。

ウォーキングのスピードとしては「もし隣に人がいたとしたら会話ができるくらい」の早歩きを心がけましょう。

投稿者プロフィール

西嶌 暁生
西嶌 暁生
医学博士、形成外科専門医。株式会社ZAI 代表取締役社長

2013年より筑波大学の形成外科で、創傷治癒、外傷、再建、美容外科及び美容皮膚科を専門とする臨床医として従事。その後、「恵比寿形成外科・美容クリニック」の副院長を経て、2023年7月に「恵比寿こもれびクリニック」を開院。肌細胞の再生をキーワードに、美と健康のパーソナルドクターとしてオーダーメイド医療を提供している。

【資格】:医師、医学博士、形成外科専門医、認定産業医、MBA、JDLA認定E資格
【専門】:形成外科、美容外科、きず跡修正、医療レーザー(シミ、シワ、たるみ)、目周りの手術、フェイスリフト、脂肪吸引、メンズ美容、医療AI

《著書》
だから夫は35歳で嫌われる メンズスキンケアのススメ 光文社
「無駄なケアをやめる」から始める美肌スキンケアの新常識大全 宝島社

《メディア》
夕刊フジ「50歳からでも遅くはない 誰でもできる男のアンチエイジング術」毎週月曜日に連載中
オレンジページ、美的、女性セブン、CanCam等
フジテレビ「ポップUP!」出演
bayfm「MOTIVE!」出演

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